音楽を聴いていたり、通話中に突然Bluetoothの接続が切れてしまう経験はありませんか?「また切れた…」とイライラすることも多いですよね。でも、それは必ずしも故障とは限りません。
この記事では、Bluetoothが勝手に切れる主な原因と、すぐに試せる対処法をわかりやすく解説します。専門知識がない方でも理解できるように、丁寧に説明していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Bluetoothが勝手に切れる主な原因7つ
1. 距離が遠すぎる・障害物がある
Bluetoothの有効範囲は一般的に約10メートル程度です。この距離を超えると接続が不安定になったり、切断されてしまいます。
また、壁やドア、金属製の物体などの障害物があると、それだけで電波が遮られて通信が途切れることがあります。特に人の身体も障害物になることがあるため、スマホをポケットに入れている状態でイヤホンを使うと接続が不安定になることも。
対処法:
- スマホやパソコンとBluetooth機器をできるだけ近づける
- 間に障害物を置かないようにする
- 見通しの良い場所で使用する
2. 2.4GHz帯の電波干渉
BluetoothやWi-Fiは2.4GHz帯という同じ周波数の電波を使用しています。そのため、他の機器の電波と干渉し合って通信が不安定になることがあります。
特に以下の家電製品が電波干渉を引き起こす可能性があります:
- 電子レンジ(使用中は強力な2.4GHz帯の電波を発生)
- コードレス電話(一部の古い機種)
- Wi-Fiルーター(2.4GHz帯を使用している場合)
- IHクッキングヒーター
- テレビ
- 他のBluetooth機器
Bluetoothは周波数ホッピング機能により、1秒間に1600回もチャンネルを切り替えて電波干渉を回避していますが、混雑した環境では対処しきれないこともあります。
対処法:
- 電子レンジの使用中はBluetooth機器から離れる
- Wi-Fiルーターの近くでBluetooth機器を使わない
- Wi-Fiを5GHz帯に切り替える(対応機器の場合)
- 電波干渉の原因となる家電の電源を切る、または距離を取る
3. バッテリー残量不足
Bluetooth機器のバッテリーが少なくなると、省電力モードに入ったり、接続が不安定になることがあります。スマホ側のバッテリーが少ない場合も同様です。
対処法:
- Bluetooth機器を充電する
- スマホやパソコンを充電する
- 充電しながら使用する
4. 省電力設定がオンになっている
Windowsパソコンなどでは、電力節約のためにBluetoothデバイスの電源を自動的に切る設定があります。また、Androidスマホのバッテリーセーバー機能も同様にBluetooth接続に影響することがあります。
Windowsでの対処法:
- デバイスマネージャーを開く
- 「Bluetooth」を展開
- 使用しているBluetoothアダプターを右クリックして「プロパティ」を選択
- 「電源の管理」タブを開く
- 「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す
- 「OK」をクリック
Androidでの対処法:
- バッテリーセーバーをオフにする
- Bluetoothアプリのバックグラウンド実行を許可する
5. ペアリング情報の不具合
長期間使用していると、ペアリング情報が破損したり、接続設定に問題が生じることがあります。
対処法:
- Bluetooth設定からデバイスのペアリングを解除
- デバイスを再起動
- もう一度ペアリングを実行
6. Bluetoothスキャン機能の影響(Android)
Androidに搭載されているBluetoothスキャン機能が接続を切断する原因になることがあります。
対処法(Android):
- 「設定」アプリを開く
- 「位置情報」をタップ
- 「詳細設定」または「位置情報サービス」をタップ
- 「Bluetoothのスキャン」をオフにする
※機種により手順が異なる場合があります
7. ソフトウェアやドライバーの問題
古いファームウェアやドライバー、OSのバグなどが原因で接続が不安定になることもあります。
対処法:
- スマホやパソコンのOSを最新バージョンにアップデート
- Bluetooth機器のファームウェアを更新(メーカーの公式サイトで確認)
- Bluetoothドライバーを更新または再インストール(Windows)
今すぐ試せる基本的な対処法
問題が発生したら、まず以下の基本的な対処法を順番に試してみましょう:
1. Bluetoothのオン・オフ切り替え
最も簡単で効果的な方法です。Bluetooth機能を一度オフにして、数秒待ってから再度オンにしてみてください。
2. デバイスの再起動
スマホ、パソコン、Bluetooth機器の電源を一度切って再起動すると、一時的な不具合が解消されることがよくあります。
3. 接続デバイス数を減らす
複数のBluetooth機器を同時に接続していると通信が不安定になることがあります。使用していないデバイスとの接続を解除してみましょう。
4. キャッシュとデータのクリア(Android)
Androidの場合、Bluetoothアプリのキャッシュをクリアすることで改善することがあります。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリケーション管理」を選択
- 「Bluetooth」アプリを探してタップ
- 「ストレージ」をタップ
- 「キャッシュを削除」をタップ
それでも改善しない場合は?
上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、以下の可能性を検討してください:
ハードウェアの故障
Bluetooth機器自体やスマホ・パソコンのBluetooth機能に物理的な故障がある可能性があります。この場合は、メーカーのサポートセンターや修理専門店への相談をおすすめします。
相性の問題
デバイス同士の相性が悪い場合もあります。同じメーカーの製品同士だと問題なく動作することもあるため、購入前に口コミなどを確認するとよいでしょう。
まとめ
Bluetoothが勝手に切れる原因は多岐にわたりますが、多くの場合は距離や障害物、電波干渉、省電力設定などの環境的な要因です。故障と決めつける前に、この記事で紹介した対処法を一つずつ試してみてください。
特に2.4GHz帯の電波干渉は見落とされがちですが、電子レンジやWi-Fiルーターとの距離を調整するだけで劇的に改善することもあります。
【重要なお願い】
本記事の情報は2026年1月時点のものです。技術の進歩に伴い、設定方法や対処法が変更される可能性があります。また、デバイスのメーカーや機種によって操作手順が異なる場合がありますので、詳細についてはご使用の機器の公式サポートページや取扱説明書もあわせてご確認ください。
出典元:
- ライフハッカー・ジャパン「Bluetoothの接続が途切れる原因と解決策」
- DreamMaker「AndroidデバイスのBluetooth接続について」
- バッファロー サポートページ
- @niftyIT小ネタ帳「Wi-Fiの電波干渉とは?」
- 日経クロステック「Wi-FiとBluetoothはなぜ干渉する?」
各メーカーの公式サポートサイトには、より詳しい情報や最新の対処法が掲載されている場合がありますので、お困りの際はそちらも参照されることをおすすめします。
Bluetoothが勝手に切れる原因7つと対処法【2026年最新】故障か確認する方法























