育児休業給付金はいつもらえる?初回振込までの期間と申請の流れをやさしく解説【2026年版】

育休に入ると、いちばん不安なのが「いつお金が入るの?」問題。

育児休業給付金(いわゆる育休手当)は毎月振り込まれるものではなく、原則“2か月ごと”に申請&支給される仕組みです。しかも初回は「育休に入った直後」には振り込まれないため、家計の段取りを先にしておくのが本当に大事です。

この記事では、育児休業給付金が実際に入金されるまでの目安と、申請の流れ(誰が何をするか)、さらに延長手続き(2025年4月からの変更点)まで、できるだけ迷わないようにまとめます。制度は改正されることがあるので、最後に「自分でも確認してね」のチェック先も載せます。

そもそも育児休業給付金ってどんなお金?

育児休業給付金は、雇用保険から支給される給付で、ざっくり言うと育休中の収入を補うためのお金です。支給額は一般的に次のルールで計算されます。

  • 育休開始から通算180日まで:休業開始時賃金の67%
  • 181日目以降:50% (※上限・下限があり) 

また、パパ向けの「産後パパ育休(出生時育児休業)」に対する給付(出生時育児休業給付金)もあり、その支給日数は“67%の180日”に通算されます。 

いつ振り込まれる?初回入金までの目安(ここが一番知りたい)

結論から言うと、よくある目安はこうです。

  • 初回の入金:育休開始から「だいたい3か月前後」になりやすい
    • 理由:最初の申請は「育休開始から2か月分」をまとめて行うのが原則で、その後に審査・支給決定・振込があるため
  • 2回目以降:2か月分ずつのサイクルで入金(申請がスムーズなら)

ハローワークが書類を受理してから実際の振込までの期間は、混雑や不備の有無で前後しますが、目安として「数週間」という説明が一般的です。 

大事!

「会社がいつ申請してくれるか」で、入金タイミングは大きく変わります。早めに会社の担当部署(人事・総務)に確認しましょう。

申請の流れ(誰が何をする?)をざっくり全体図で

育児休業給付金の申請は、基本的に会社(事業主)がハローワークへ申請します(本人が会社に必要情報を出して協力する形)。 

流れはこんなイメージです。

  1. 本人:育休取得の申出(社内手続き)+必要書類の提出(求められた場合)
  2. 会社:受給資格確認・賃金登録などの手続き
  3. 会社:支給申請書を作成してハローワークへ提出
  4. ハローワーク:審査・支給決定
  5. 本人の口座:振込

申請は「2か月ごと」が原則。でも“1か月ごと”もできる

育児休業給付金は、原則として2つの支給単位期間(=実質2か月分)ごとに申請していきます。

ただし、本人が希望する場合は1か月に一度の申請も可能とされています。 

「初回の入金を少しでも早めたい」「家計がきつい」という場合は、会社に“1か月申請が可能か”相談する価値があります(会社側の事務負担は増えるので、対応可否は会社次第になりがちです)。

申請期限はいつまで?(遅れると入金が遅れる!)

申請には期限があります。実務上よく案内される目安として、

  • 初回申請の期限:育児休業開始日から4か月後の月末まで (※ハローワークの案内例) 

「4か月も猶予があるなら大丈夫」と思いがちですが、期限ギリギリ=入金も遅くなるので、家計のためには“できるだけ早めに申請してもらう”のが正解です。

必要書類は何がいる?(よくあるもの)

提出書類はケースで変わりますが、一般的には次のようなものが並びます。

  • 育児休業給付金支給申請書(会社が作成・本人も署名欄などあり)
  • 賃金台帳、出勤簿(タイムカード)などの就労・賃金の確認資料 (必要に応じて追加資料を求められることも) 

会社に「何が必要か」を聞くときは、こう聞くと早いです。

  • 育児休業給付金の初回申請、いつ出してくれますか?
  • 私が提出すべき書類や署名箇所はありますか?
  • 不備が出た場合、どこに連絡が来ますか?(私?会社?)

【重要】育休延長で給付を伸ばすときの注意点(2025年4月から変更)

育児休業給付金は原則「子が1歳まで」ですが、条件を満たすと1歳6か月まで、さらに2歳まで延長できることがあります(例:保育所に入れない等)。 

そしてここが最新の注意点。

2025年4月から「保育所等に入れなかったこと」を理由に延長する場合の確認が厳格化され、従来の入所保留通知書等に加えて、“速やかな職場復帰のための申込み”であることが必要になりました。 

延長時に求められる書類として、次が明記されています(代表例):

  • 延長事由認定申告書
  • 保育所等の利用申込書の写し
  • 入所保留通知書/入所不承諾通知書など 

自治体の申込手続きが絡むので、延長を見込むなら「申込の控えを必ず残す」など、かなり早めの準備が必要です。

入金が遅い・まだ振り込まれないときのチェックリスト

焦る前に、順番にここを確認すると切り分けができます。

  1. 会社はいつ申請書をハローワークに提出した?(提出日が分かれば進捗が見える)
  2. 書類不備で差し戻しになっていない?(会社側で止まりやすい)
  3. 振込先口座は正しい?(名義・口座番号)
  4. 延長申請が絡んでいない?(追加書類が必要だと止まる)

どうしても状況が分からない場合は、まずは会社に確認 → 必要なら会社経由で管轄ハローワークに確認、がスムーズです。

正確さのために:必ず「公式情報」も自分で確認してね

制度は改正・運用変更があり得るので、記事の内容を鵜呑みにせず、あなたの条件(雇用形態、育休の取り方、延長の有無)に合わせて最終確認してください。

  • 厚生労働省(育児休業等給付の内容・支給申請手続の資料) 
  • 厚生労働省(育児休業給付金の支給対象期間延長手続き:2025年4月変更) 
  • ハローワークの案内ページ(申請可能時期・期限の例) 

まとめ:もらえるまでの“時差”を知っておくと安心

  • 育児休業給付金は原則2か月ごとに申請→支給
  • 初回は仕組み上、育休開始直後には入らず、3か月前後になりやすい
  • 申請は基本会社が行うので、入金を早めるには「会社の申請タイミング確認」が最重要
  • 2025年4月から延長手続きが変更。保育所理由の延長は書類準備を早めに