iCloudの写真を消しても容量が減らない原因は?今すぐ確認したい5つのポイント【2026年最新】

iPhoneの「写真」を減らしたのに、iCloudストレージが全然空かない。あるいは逆に、iCloudは減ったのにiPhone本体容量が減らない…。この手のトラブル、かなり多いです。

結論から言うと、原因はだいたい次のどれかに当てはまります。

  • 削除した写真が「最近削除した項目」に残っている(=完全削除できていない)
  • iCloudの容量iPhone本体の容量を見間違えている
  • iCloud写真の同期が完了しておらず、反映に時間がかかっている
  • iCloud写真ではなく「iCloudバックアップ」側が容量を使っている(設定や状況による)
  • “削除したつもり”でも、別デバイスやiCloud.com側に残っている/同期で復活している

この記事では、間違った情報を載せないために、Apple公式の案内を出典として、原因→確認→解決策を順番に整理します。なお、iOSの仕様や画面文言はアップデートで変わることがあるので、最後に「自分でも確認してね」のチェックリストも付けます。

目次

まず確認:あなたが減らしたいのは「iCloud容量」?「iPhone本体容量」?

ここ、混乱ポイントNo.1です。

  • iCloudストレジ:Apple IDに紐づくクラウド容量(写真、バックアップ、iCloud Drive等)
  • iPhoneストレージ:端末本体の容量(アプリ、写真のキャッシュ、システム等)

Appleも「デバイス本体の容量とiCloudの容量は別物」として管理方法を案内しています。

確認手順(iPhone)

  • iCloud容量:設定 → 自分の名前 → iCloud →「ストレージ」
  • iPhone本体容量:設定 → 一般 → iPhoneストレージ

「iCloud写真を削除したのに減らない」と思っていても、実は見ているのが“iPhoneストレージ”だった、というのもよくあります。

原因1:削除した写真が「最近削除した項目」に残っている(30日ルール)

iPhoneの写真は、削除してもすぐ完全消去ではなく、「最近削除した項目」アルバムに移動します。基本的に30日以内は復元できる仕様です。

解決:完全に消す(iPhone / iPad)

  1. 写真アプリ → アルバム →「最近削除した項目」
  2. 「選択」→ 全選択(または対象を選ぶ)
  3. 「削除」→ 完全削除

AppleのiCloudストレージ管理の案内でも、「最近削除した項目」からすぐに消したい場合の操作が説明されています。

解決:iCloud.comでも「最近削除した項目」を空にする

iCloud.comで削除しても、同じく「最近削除した項目」に移動するため、そこを空にして初めて完全削除になります。

原因2:同期が終わっていない/反映にタイムラグがある

iCloud写真は「同期」が前提です。削除直後は、通信状況やライブラリの大きさで反映に時間がかかることがあります。

解決:同期状況をチェック

  • Wi-Fi接続
  • 充電中(端末が省電力だと進みにくいことがある)
  • 写真アプリのライブラリ画面下部に「同期中」など表示が出ていないか確認

※Appleは「iCloud写真を有効にした後、Wi-Fiに接続してしばらく待つ」旨を案内しています(=反映には時間がかかりうる)。

原因3:「iCloud写真をオフにした」だけで、iCloudから写真が消えたと思い込んでいる

意外と多い誤解です。

  • iCloud写真の同期をオフにしても、すでにiCloudへ保存された写真が残るケースがあります
  • iCloud側から消すには、削除操作が必要(または“オフにしてiCloudから削除”のような選択)

Appleは、iCloud写真をオフにする手順の中で「オフにしてiCloudから削除」を選ぶ流れや、削除が進む猶予についても説明しています。

解決(注意あり):iCloudから確実に消す考え方

  • 端末内(またはPC)にオリジナルを保存してから
  • iCloud.com(写真)で不要な写真を削除
  • 「最近削除した項目」を空にする

原因4:iCloudストレージを食っている主犯が「写真」ではなく「iCloudバックアップ」や別データ

iCloudストレージは、写真以外にも使われます。代表はiCloudバックアップです。

Appleは「iCloudバックアップのサイズを小さくするには、バックアップ対象アプリを停止する/古いバックアップを削除する」などを公式に案内しています。

解決:iCloudの内訳を見て、犯人を特定する

設定 → 自分の名前 → iCloud →「ストレージ」

ここで、

  • 写真
  • バックアップ
  • iCloud Drive
  • メッセージ など

どれが大きいか確認します。写真を消したのに減らない場合、「写真」ではなく「バックアップ」が巨大、というパターンは普通にあります。

“バックアップが大きい”ときのよくある対処

  • 不要な古い端末のバックアップを削除
  • バックアップ対象アプリをオフ(使ってないアプリなど)

※バックアップをオフにすると、iCloud上のバックアップは一定期間保管後に削除される、という説明もあります(運用ルールは変更される可能性があるので、実際の画面文言も確認してください)。

原因5:「共有アルバム」や「共有ライブラリ」を勘違いしている

ここも混乱しがちです。

共有アルバム(Shared Albums)

Apple公式で「共有アルバムはiCloudストレージの消費量としてカウントされない」と明記されています。

つまり、

  • 共有アルバムに入れたからといって、あなたのiCloud容量が増えるわけではない
  • 逆に、共有アルバムを整理しても、iCloud容量が大きく減るとは限らない

「共有アルバムをいじってるのに容量が変わらない」場合、仕様として自然です。

iPhone本体の容量が減らないときの考え方(iCloud容量とは別問題)

「iCloudは減ったのに、iPhoneストレージが減らない」場合は、**iPhone側の写真の持ち方(最適化の設定)**が関係します。

Appleは、写真・ビデオがストレージをどう消費するか、iCloud写真でデバイス容量を節約する考え方を案内しています。

代表的な対処(iPhone)

設定 → 写真 →

  • 「iPhoneのストレージを最適化」(端末容量を節約したい人向け)
  • 「オリジナルをダウンロード」(端末にも原本を置きたい人向け)

※どっちが正解というより、目的次第です。端末容量が苦しいなら最適化が有利になりやすいです。

それでも減らないときの最終チェックリスト(安全に“原因特定”する順番)

「いきなり大量削除」より、確認→原因切り分けが安全です。

  1. iCloud容量を見ているか?(iPhone本体容量と混同してないか)
  2. iCloudストレージ内訳で「写真」が本当に大きいか?
  3. 写真アプリの「最近削除した項目」を空にしたか?
  4. iCloud.com写真の「最近削除した項目」も空か?
  5. Wi-Fiでしばらく置いて同期が進むか?
  6. 「バックアップ」が大きいなら、古いバックアップ削除や対象アプリ見直しをしたか?
  7. 共有アルバムをいじって容量が変わらない件は、仕様としてあり得る(カウントされない)

変更される可能性があるので「自分でも確認してほしい」こと

Appleの仕様や画面文言は、iOS/macOSのアップデートで変わることがあります。この記事は公式情報を根拠にしていますが、次の点はあなたの端末の現行表示でも確認してください。

  • 「最近削除した項目」の保存日数(基本30日だが、表示される残日数を確認)
  • iCloudストレージの内訳(写真/バックアップなど、どれが増えているか)
  • iCloud写真をオフにしたときの選択肢(「iCloudから削除」等の文言)

よくある質問

Q. 「最近削除した項目」を空にしたのに、iCloud容量がすぐ変わりません

ライブラリのサイズや同期状況で反映に時間がかかることがあります。Wi-Fi接続でしばらく待ち、iCloudストレージの内訳も再確認してください。

Q. iCloud写真をオフにしたら容量は勝手に減りますか?

オフにするだけで自動的に全部消える、とは限りません。iCloudから消すには削除操作や「オフにしてiCloudから削除」等の手順が関係します。

Q. 共有アルバムに入れた写真はiCloud容量を使いますか?

Apple公式では、共有アルバムはiCloudストレージとしてカウントされないと明記されています。

まとめ:容量が減らない原因は「残っている場所」が別にあるだけ

「削除したのに減らない」は、ほとんどが次のどれかです。

  • 最近削除した項目に残っている(完全削除できていない)
  • iCloudとiPhone本体の容量を混同している
  • 同期のタイムラグ
  • 主犯が「写真」ではなく「バックアップ」など別カテゴリ
  • 共有アルバムなど、そもそもカウント仕様が違う

まずはiCloudストレージの内訳を見て“何が増えているか”を特定し、次に「最近削除した項目」の完全削除を行う。この順番が、いちばん安全で早いです。