動画配信サービスを選ぶ際、多くの方が気になるのが「映画本数」です。NetflixとAmazon Prime Video、結局どちらの方が映画が多いのでしょうか?この記事では、2025年12月最新の情報をもとに、両サービスの映画本数や特徴を徹底比較します。
結論:映画の見放題作品数はAmazon Prime Videoが多い
先に結論をお伝えすると、見放題の映画本数ではAmazon Prime Videoの方が多いというのが2025年現在も変わらない状況です。
2025年12月現在の最新情報によると:
- Amazon Prime Video: 約1万本以上の見放題作品(映画・ドラマ含む)
- Netflix: 作品数非公開だが、推定8,000本前後の映画が視聴可能
ただし、両社とも正確な作品数は非公開のため、あくまで推定値です。また、この数字だけで判断するのは早計です。それぞれのサービスには独自の強みがあり、「どちらが優れているか」は視聴したいコンテンツによって大きく変わります。
NetflixとAmazon Prime Videoの基本情報比較
料金プラン
Netflix(2025年12月現在)
- 広告つきスタンダード:月額890円
- スタンダード:月額1,490円
- プレミアム:月額2,290円
Amazon Prime Video
- 月額プラン:600円
- 年間プラン:5,900円(月換算約492円)
- 学生向けPrime Student:月額300円(年額2,950円)
料金面では、Amazon Prime Videoが圧倒的に低価格です。さらにプライム会員特典(送料無料、Prime Music、Prime Readingなど)も利用できるため、コストパフォーマンスは抜群といえます。
作品数の内訳
両サービスとも正式な作品数は非公開ですが、独自調査では次のような傾向が見られます:
Netflix
- 全作品が見放題対象
- オリジナル作品に多額の投資(2024年は約170億ドル)
- 最新作の配信までやや時間がかかる傾向
Amazon Prime Video
- 見放題作品に加え、レンタル・購入作品も豊富
- 総作品数では圧倒的に多い
- 最新作はレンタルで早期視聴可能
映画のジャンル別比較
邦画・日本映画
Amazon Prime Videoが優勢です。国内ドラマやバラエティ、アニメとともに邦画のラインナップが充実しています。『おまえの罪を自白しろ』や『貞子 DX』など、話題作が続々と見放題で配信されています。
洋画・海外映画
Netflixが優勢です。特にオリジナル映画のクオリティが高く、アカデミー賞ノミネート作品も多数配信されています。2024年上半期には『ゴジラ-1.0』が海外で2,740万回視聴されるなど、大きな話題を呼びました。
アニメ映画
どちらも充実していますが、傾向が異なります:
- Netflix:オリジナルアニメや独占配信作品が強い(『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』など)
- Amazon Prime Video:ジブリ作品や人気アニメの劇場版が見放題で豊富
オリジナル作品の質と量
Netflixのオリジナル作品
Netflixは2025年も圧倒的な制作本数を誇り、業界トップを走っています。2025年は「Netflix 10周年」のアニバーサリーイヤーとして、過去最大規模のコンテンツ投資を行っています。代表的な作品:
2025年配信の注目作品
- 映画『Demon City 鬼ゴロシ』(生田斗真主演、2月27日配信)
- 『ストレンジャー・シングス』最終シーズン(2025年後半予定)
- 『ウェンズデー』シーズン2(2025年後半配信予定)
- 『イカゲーム』最終シーズン(6月27日配信)
- 映画『シティーハンター』(鈴木亮平主演)
- 映画『ゴジラ-1.0』(2024年上半期に海外で2,740万回視聴を記録)
世界的なヒット作を連発し、各国のローカル作品がグローバルにブレイクするケースも増えています。2025年は、Netflixの日本でのメンバー数が1000万世帯を突破したことも発表されました。
Amazon Prime Videoのオリジナル作品
Amazonも大型予算作品に注力し、質の高いコンテンツを提供しています:
2025年配信の注目作品
- 『フォールアウト』シーズン2(12月17日配信開始、世界的ゲームタイトルの実写化)
- 『人間標本』(湊かなえ原作、西島秀俊主演、12月19日配信)
- 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』続編
- 『ザ・ボーイズ』シリーズ継続
- 映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(12月24日見放題独占配信)
- 映画『サブスタンス』(デミ・ムーア主演、12月19日配信)
一作あたりの予算規模が大きく、超大作志向が特徴です。特に『フォールアウト』シーズン2は、史上最高のゲームタイトルを実写化した作品として大きな話題を呼んでいます。
レンタル・購入システムの違い
ここが両サービスの大きな違いの一つです。
Netflix
- 全作品が見放題のみ
- 追加料金は一切不要
- 最新作の配信まで時間がかかることも
Amazon Prime Video
- 見放題に加えてレンタル・購入が可能
- 最新作を劇場公開後すぐに視聴できる
- レンタル期間は30日(視聴開始後48時間)
- セール時は100円台で映画をレンタル可能
最新作をいち早く観たい方には、Amazon Prime Videoのレンタルシステムが便利です。
機能面の比較
ダウンロード機能
両サービスとも対応していますが、制限が異なります:
- Netflix:最大100本まで
- Amazon Prime Video:地域により15本〜25本まで
画質
Amazon Prime Videoが優位です:
- Netflix:4K視聴にはプレミアムプラン(月額2,290円)が必要
- Amazon Prime Video:追加料金なしで4K視聴可能
再生機能
Netflixが優位です:
- 再生速度変更機能がある(0.5倍〜1.5倍)
- 字幕・音声の切り替えが再生中に可能
- Amazon Prime Videoは字幕・吹替が別作品扱い
同時視聴
- Netflix:プランにより1〜4台
- Amazon Prime Video:最大3台
こんな人にはNetflixがおすすめ
- 海外ドラマ・映画が好きな人
- 特に韓国ドラマやヨーロッパ作品が充実
- オリジナル作品重視の人
- 『ストレンジャー・シングス』『ウェンズデー』など話題作が多数
- 追加料金を気にせず楽しみたい人
- 全作品が見放題で明朗会計
- 高品質な作品を厳選して観たい人
- 玉石混交ではあるものの、話題作の率が高い
こんな人にはAmazon Prime Videoがおすすめ
- コスパ重視の人
- 月額600円でプライム特典全般が利用可能
- 邦画・日本のドラマが好きな人
- 国内作品のラインナップが豊富
- 最新作をすぐ観たい人
- レンタルシステムで劇場公開後すぐに視聴可能
- Amazonでよく買い物をする人
- 動画以外のプライム特典も活用できる
- 幅広いジャンルをバランスよく楽しみたい人
- 映画・ドラマ・アニメ・バラエティと総合力が高い
両方契約するという選択肢も
実は、多くの動画配信サービスユーザーが複数のサービスを併用しています。特にNetflixとAmazon Prime Videoの組み合わせは人気です。
併用のメリット
- Netflix:海外作品やオリジナル作品を楽しむ
- Amazon Prime Video:国内作品や最新作を楽しむ
- 合計料金も月額1,490円〜2,090円程度と比較的リーズナブル
両サービスの得意分野が異なるため、住み分けて活用することで満足度が大きく向上します。
まとめ:数だけでなく「質」と「好み」で選ぼう
映画の見放題本数ではAmazon Prime Videoが多いものの、Netflixのオリジナル作品の質と話題性は2025年も圧倒的です。
2025年の最新トレンド
- Netflixは日本で1000万世帯を突破し、10周年を記念した大型作品を次々配信
- Amazon Prime Videoは『フォールアウト』シーズン2など話題作で攻勢
- 両サービスとも毎月新作が追加され、ラインナップは常に進化中
選び方のポイント
- 料金重視ならAmazon Prime Video
- 海外作品・オリジナル作品重視ならNetflix
- 邦画・国内ドラマ重視ならAmazon Prime Video
- 話題の独占作品重視なら両方チェック
- 最新作をすぐ観たいならAmazon Prime Video(レンタル利用)
どちらか一方に絞る必要はありません。2025年12月現在、Amazon Prime Videoは30日間の無料体験、Netflixは広告つきプランが月額890円からとなっており、比較的手軽に試せます。
あなたの視聴スタイルに合ったサービスを選んで、充実した映画ライフを楽しんでください!
